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東海最前線

中京大学のサッカー部・野球部・陸上競技部の学生を豊田スタジアムに招き、キャリア教育と就職活動に関するクロストークイベントを開催(コプロ・ホールディングス)

2022.11.04

社会・地域

全国の建設業・プラント業を中心にエンジニア人材派遣を手掛ける株式会社コプロ・ホールディングス(本社:名古屋市)は、2022年10月29日(土)、中京大学のサッカー部・野球部・陸上競技部の学生約40名を豊田スタジアムに招き、「今求められる人財」と題して、キャリア教育と就職活動のアドバイスをするクロストークイベントを開催しました。対談したのは、名古屋グランパスエイトの専務取締役 清水克洋氏と、コプロ・ホールディングスの人事本部副本部長 酒井博氏です。

なお、学校法人梅村学園中京大学は、2022年6月16日から、中京大学が強化スポーツに指定する6競技(野球、サッカー、陸上、水泳、アメリカンフットボール、スケート)を、7社の企業がサポートするプロジェクト「CHUKYO 6 SPORTS」を開始しました。この目的の1つに「キャリア支援」が掲げられています。本イベントはこの一環として行われました。コプロ・ホールディングスは、本プロジェクトを通じて、未来を担う学生の人間力向上や社会性を持った人財創出のサポートをしています。

●対談者
清水 克洋(しみず かつひろ) 
株式会社名古屋グランパスエイト 専務取締役
 2001年 東京大学経済学部卒業
 2001年4月 マッキンゼーアンドカンパニーインクジャパン入社
 2008年1月 株式会社クリムゾンフットボールクラブ(ヴィッセル神戸)入社
        事業開発部長 就任
 2010年2月 同社 常務取締役就任
 2013年1月 同社 代表取締役就任
 2015年3月 株式会社フィールドマネジメント入社/ディレクター
 2017年4月 株式会社名古屋グランパスエイト 社長付主査 就任
 2018年2月 同社 執行役員 事業統括兼マーケティング部長 兼 育成管理部長 就任
 2019年9月 同社 専務取締役就任 現在に至る

酒井 博(さかい ひろし) 
株式会社コプロ・ホールディングス 人事本部 副本部長
 1991年 信州大学農学部を卒業
 1991年4月 株式会社日比谷花壇 入社、
        リテールショップ経営企画部副部長、本店営業責任者などを歴任
 2016年6月 株式会社安楽亭 入社、総務人事部次長就任。
 2017年7月 株式会社コプロ・ホールディングス 入社
 2018年4月 同社 経営企画室 室長就任
 2020年4月 同社 人事企画推進部 部長就任
 2021年4月 同社 人事本部 本部長 就任
 2022年10月 同社 人事本部 副本部長 就任

 

会社が社会に求められていること

清水さん)名古屋グランパスエイトの清水と申します。今日はたくさんの中京大学の学生の皆さんにスタジアムにお越しいただきまして、ありがとうございます。
グランパスの紹介をさせていただきます。Jリーグは、皆さんが生まれる前の、今からおよそ30年前の1993年にスタートしました。グランパスは、名古屋市、豊田市、みよし市を中心とする愛知県全県をホームタウンとしています。こちらにお越しいただいている豊田スタジアム、それから今改修中ですが、名古屋市内のパロマ瑞穂スタジアム、この二つのスタジアムをホームとしています。

▲株式会社名古屋グランパスエイト 専務取締役 清水克洋さん

 サッカークラブの運営は多岐にわたる活動があります。グランパスとして大事にしている三つのポイントがあります。一つは、サッカーチームですので、「強くて、見て楽しいサッカー」。チームが皆さんの前でいいプレーをする。二つ目は「町いちばんのクラブ」。サッカーをたくさんの方に応援していただく。この2つのことができれば、3つ目の「優勝争いのできる安定的な経営基盤」ができあがります。一つ目の部分は、トップチームがいいサッカーをすることもそうですし、育成の組織も重要になってきます。二つ目の部分は、スタジアムにお越しいただくことに加えて、日常生活の中でもグランパスを応援していただけるような活動が大事だと考えています。SDGsの取り組みには4つの目標を掲げています。
   (参考)SDGsへの取り組み(名古屋グランパス公式サイト)
       https://nagoya-grampus.jp/club/sdgs/

 スタジアムで、それから街中で、様々な活動を行っています。コプロ・ホールディングス様には、ペットボトルキャップの回収ボックスを豊田スタジアムに設置していただき、リサイクルの取り組みを一緒に進めさせていただいています。

 

▲コプロ・ホールディングスの協賛で豊田スタジアムに設置している
ペットボトルキャップ回収BOX
集めたペットボトルキャップはリサイクルされるとともに「世界の子どもにワクチンを日本委員会」を通じて海外の子供たちへのワクチン支援に活用される。

酒井さん)皆さんこんにちは。コプロ・ホールディングスで人事の責任者をしています、酒井と申します。コプロ・ホールディングスの説明をさせていただきます。

▲株式会社コプロ・ホールディングス 人事本部 副本部長 酒井 博さん

酒井さん)弊社には、「世界を一人から変えていく」というコピーがあります。皆さん、マズローの欲求5段階説をご存じでしょうか。人間の5段階の欲求について、下から生理的欲求、安全欲求、社会的欲求、承認欲求、自己実現欲求があります。自己実現欲求は自分を成長させたいというもので、他の欲求は満たされると満足しますが、自己実現欲求は満たされても満足しないもの、生涯をかけて追い求めていくものです。コプロ・ホールディングスは、自己実現の欲求に火をつける会社です。弊社ロゴのコプロトーチが火の形をしているのは、これを表しています。

 コプロ・ホールディングスは大名古屋ビルヂングの25階に入っています。社長の清川甲介が2006年に設立した会社です。清川はインパクトが強い人物ですが、礼儀を大事にする人物です。私も初めて会ったときに、立ち居振る舞いが素敵で、この会社に入社しようと思いました。そういう代表が引っ張っている会社です。
 事業は、建設やプラントの工事現場へのエンジニア派遣をはじめ、4つの事業があります。平均年齢は31.5歳ですが、社員は20代がほとんどで、若いエネルギーで引っ張られている会社です。育休取得率は100%です。私の部下も12月に育休を取ります。
 私たちが目指しているパーパスは、「最高の働き方と、最高の働き手を。」です。エンジニアに最高の働き方を提供し、エンジニアを必要とする顧客には最高の働き手を提供することを目指しています。
 それを支える制度として、4月から「エンジニア応援プラットフォーム」が走り出します。人事制度や教育制度をしっかり作った中で、最高の働き手の教育をしていこうとしています。SDGsの取り組みには5つの目標を掲げています。
   (参考)SDGsの取り組み(株式会社コプロ・ホールディングス)
    https://www.copro-h.co.jp/approach/sdgs/

 

社会が今、求める人材とは?

司会)ここからトークセッションに移ります。まず、社会が今、求める人材について聞いてみます。まずは清水様、プロスポーツ業界に必要な人材とは、どのような方でしょうか。

清水)いろいろな業界からプロスポーツ業界に飛び込んで来てくださる方が増えていまして、皆さんもこれから業界に入られる方が入らっしゃるかもしれません。グランパスとして採用時に重視しているポイントは「組織の中で変化を起こせる人」ということです。

司会)酒井本部長、いかがでしょうか。

酒井)弊社が採用時に重視するポイントは、カレッジ(勇気がある)、キュリオシティ―(好奇心がある)、レジリエンス(心のしなやかさがある)の3点です。

 カレッジ(勇気がある)は、世の中には何にも物おじしない人を指すのではなくて、緊張をしている中でも、一歩前に踏み出そうという気持ちを持てる人を大事にしています。
 キュリオシティー(好奇心がある)は、仕事は好奇心を持ってやることが大事です。ここは面接で一番重視しているポイントです。
 レジリエンス(心のしなやかさがある)は、勇気があって、好奇心があっても、ダメージを受けることがあります。ダメージをうけても復活する柔軟性、「心のしなやかさ」がとても大事です。仕事をし始めると7割ぐらいがうまくいかないことがあります。3割ぐらいは素敵なことがあります。それを糧にして残りの7割を乗り越えることが重要です。

清水)大変興味深くお聞きしました。酒井さんがおっしゃった3つの要素は、私が申し上げた「組織の中で変化を起こせる人」と共通する部分があると思います。
 好奇心は、スポーツの業界では、チケットを売る、グッズを売る、スポンサーの営業をする、というように少ない人数でたくさんの業務領域をやっています。その中でお客様が求めることが変わったり、組織の中でやるべきことが変わったり、いろいろな変化があります。自分が担当する業務で、そうした変化を察知して、「これまでこのやり方でやっていたが、本当にこのやり方でいいんだっけ」という純粋な疑問、つまり好奇心を持てることは大事だと思います。
 その新しいやり方を、自分で気づくだけでなくて、自分の上司に認めてもらえるように伝えるには、勇気がないとできません。そういった新しい提案はだいたいすぐには認められず失敗しますので、何回も何回も提案できるような、心のしなやかさも大事だと思います。

酒井)変化を起こすことは大事ですが、一方で、我々の会社は営業が中心の会社です。その中で、「言われたことをきちんとする」ということも大事です。清水さんはそのバランスをどのように考えておられますか。

清水)やるべきことはやろう、というのはベースにあります。よくスポーツでは「守破離」と言われます。型をしっかり守って、習得した上で、違うチャレンジをして、そこから新しいものが生まれていく。個人のスキルでもチームの戦術もそうだと思います。単純な思い付きではなく、意義がある変化を作ろうと思うと、今のやり方を学んだうえで、その良さを理解する必要があると思います。

酒井)「モチベーション」とよく言われますが、モチベーションは上げてから頑張るのではなくて、何か成功することによって上がるものだと教えられたことがあります。成功がモチベーションや自信に変わり、次の新しいことにチャレンジできる。まず、やり遂げて結果を出す。そのうれしさを次の仕事に活かすとよいと思います。

清水)学生の皆さんが仕事を選ばれるときに、この仕事が本当にやりたいことなのか、心底分かって入られる方はなかなかいらっしゃらないと思います。その中で、モチベーションをもって業務にあたれるかは大きなポイントだと思います。スポーツ業界は、幸いそのスポーツ自体に興味があって、モチベーションをもって入っていただける方もいます。私はスポーツ業界に入る前は外資系コンサルティング会社にいました。その会社で外国人の上司に言われたのは「セルフモチベーテッド」な人かどうかが採用で一番重要だということです。セルフモチベーテッドとは、人から言われたからとか、お金を稼げるからではなくて、自分でモチベーションを作り出せる人のことです。「この仕事を通してこのようなことを実現したい」と考えて行動できることが、社会人として前に進むために大事だと思います。

 

就職活動の流れ

司会)次に、就職活動の流れについてご説明いただきます。コプロ・ホールディングスの池口様からお願いします。

池口さん)コプロ・ホールディングスで東日本の採用担当をしている池口と申します。

▲株式会社コプロ・ホールディングス 人事本部 池口健人さん

 突然ですが、皆さんは今、就職活動を行っていますか?何名かいらっしゃいますね。正直に申しますと、3年生であれば、今動いていなければ遅いです。もう内定を出し始めている会社もあります。今は、スポーツに例えるとシーズン真っただ中です。少し前までは3月ぐらいが就職活動の開始時期でしたが、今は3月はシーズン終盤です。ですので、今動かないと遅いです。

 私の体験談をお話しします。私は3年前に就職活動をしていました。1月ごろにある有名な会社を受けようと思ってエントリーシートを出そうとしたら、もう締め切られていました。大手であれば早期に就職活動を進めて、3月にはもう残っていないケースが多いです。マイナビの調べでは、3月に内定を持っている学生はおよそ3割ほどです。10年前は1割もいないぐらいでした。それぐらい就職活動が早期化しています。皆さんにはそのことを押さえてほしいと思います。

 今の学生がどのように就職活動を動いているかということですが、「インターンシップ」という職業体験を受ける方が多いです。従来は、会社に入り、仕事を始めてから適性が分かることが大半でした。しかし、日本の離職率は3年で30%ぐらいです。日本企業もこの状況を変えようとしたときに、長期的にその人の仕事の適性を確かめる方法として、インターンシップが広まってきました。

 弊社もインターンシップを行っています。弊社では、弊社が求められる時代の変化と、弊社の存在について皆さんに学んでいただき、人材派遣の営業を皆さんに体験していただきます。

 皆さん、まだ就職活動を動いていない方でも、大丈夫です。明日から動くことができます。
 コプロ・ホールディングスのインターンシップに来ていただき、今の皆さんの立ち位置を把握していただければと思います。
 インターンシップは少しハードルが高いと思われる方には、弊社はもう一つ、「就活相談会」というものを用意しています。人事担当者と1対1で、皆さんが今後どのようにしていきたいのかをお聞きし、自己分析を含めて、就職活動をどのように進めていけばよいのか、一緒にサポートさせていただきます。明日から動けます。ぜひ就職活動に真剣に取り組んでください。

 

就職活動の体験談

清水)私が新卒の就職活動をしていたのは22年前です。当時はインターンシップをやっている会社はまだ少なかったのですが、私が最初に入った外資系のコンサルティング会社では1週間ぐらいインターンシップを受けました。学生5,6人が集まって、コンサルタントがクライアントに向けた提案のケーススタディーをして、アドバイスをもらいながら提案をつくる、ということをしました。他の会社と比べてインターンシップをした会社の方がより深く分かります。

 インターンシップを通して、実際に仕事をやってみると、会社に求められていることの中で、自分ができる部分、できていない部分が分かります。会社ではどういった水準で、どういったことを議論しているかが分かります。また会社の人ともいろいろと話し合えるので、貴重な機会だと思います。また一緒にインターンシップやった学生どうしでも、自分は頭がいいと思っている人とか、馬力がある人とか、いろんなタイプの方がいます。「ここは自分の強みだ」と思ってることも、他の大学生と比較することで、基準が分かります。

 今はいろいろな会社でインターンシップを行っています。私も知っていたら、もっといろいろな会社でインターンシップを受けたらよかったと思います。何か準備が必要なものでもないので、いろいろな業種のインターンシップを受けていただければよいと思います。

酒井)私は平成3年、当時バブルがはじける直前で就職活動をしました。当時は売り手市場で、企業が学生を集める努力がすごかったです。交通費をもらったり、おみやげをもらったりして、今と比べると申し訳ないような気持になります。
 インターンシップについて、弊社では採用を前提としたインターンシップを行ってはいません。皆さんの採用のハードルを越えるための基礎作りのお手伝いをしています。弊社に興味がある方でも、ぜひ弊社のインターンを受けていただければと思います。受けていただけると、自分の中で気づきがあったりとか、知らなかったことが分かったりすると思います。

 

質疑応答

学生)清水さんに、自分のモチベーションを保つためにどういうことをしているかをお聞きしたいです。

清水)こういう場で手を挙げて質問をされる方は素晴らしいと思います。ありがとうございます。私が就職活動をしていたときに、3つのキーワードに関わる仕事をしたいと漠然と考えていました。一つ目は大学でマーケティングを学んでいたので、マーケティングに関わる仕事をしたいと思っていました。二つ目は、海外です。実はそれまで旅行以外で海外に行ったことはありませんでしたが、世界と関わる仕事がしたいと思っていました。三つ目は、経営に関わる仕事をしたいと思っていました。今思い返すと、当時自分も大学生だったので、振り返ってみると、3つのキーワードに当てはまる会社に就職活動を行い、結果的にはそれぞれが満たされることになりました。実際に会社に入ってみるとマーケティングの要素もあるし、いきなり外国人の上司もいるし、経営コンサルティングなので、クライアントの経営陣の方に1年目2年目でも分析の説明をしなければいけない。やっている中でつらいこともたくさんあったのですが、その中で少しづつできるようになりました。

 最初は「分析やっておいて」、と上司に言われて、最初に出したものは99%書き直されて、次に出したものは97%ぐらい書き直されて、そこが少しずつできるようになっていきました。会社の先輩たちが、外国人と英語でディスカッションをする様子を見ていたので、これを一つずつ積み重ねていけば、そこに近づけていけるだろうと思いながら、無理やりモチベーションを上げていました。振り返ると、20代はすごく働いてましたし、すごく怒られましたし、自信満々に持っていた資料を99%書き直される、といったことを繰り返していました。自分がセルフモチベーテッドな人間なのかはわからないですが、その中でもレジリエンス、くじけずに少しでも進んで、自分の成長を確認できれば、何とか自分のモチベーションを保っていけると思います。

学生)組織を変えることができる人について、周囲を巻き込む力がとても必要になると思います。周囲を巻き込むにはどのような能力が必要でしょうか。

清水)ありがとうございます。周りを動かすことは大事です。いろいろなやり方があると思います。社内で話をしているのは、マネジメントとリーダーシップの違いについてです。マネジメントとリーダーシップの違いは分かりますか。マネジメントは、自分の与えられた職務の権限をもってきちんと仕事を回すことです。リーダーシップは組織の中でポジションとか権限に関係なく、周りを巻き込む力のことです。

 周りを巻き込むやり方は本当にいろいろあります。熱意で周囲を動かす人もいます。みんなが悩んでいることを言葉にして整理するというリーダーシップもあります。会社を変化させたいと思ったときに、ポジションが必要なのではありません。リーダーシップは社長だけが持っていればよいものではなく、20代の社員もリーダーシップを持っていないといけないと思います。自分の業務に対してちゃんとコントロールした上で、周りも変化するよう働きかけをする、それで周りの人がついてくることが大事です。

 皆さんも実はスポーツの中で、「こういう局面だから本当はこういう形した方がいいよね」と言葉で表せば聞いてくれるのか、プレーで見せたら聞いてくれるのか、ミーティングのときにどういう言い方をすれば聞いてくれるのか、それは皆さんが日々工夫されてるんじゃないかと思います。そのやり方は人それぞれだと思います。言葉でついてこさせる人もいるし、仕事の結果でついてこさせる人もいるし、30人の組織なら30人の考えていることをじっくり聞いてそれを束ねる中で共通項をまとめるというやり方もあります。リーダーシップは特別な人だけを持ってるものではなくて、誰でも本来組織を動かせるはずです。誰もが持ってる自分のリーダーシップのタイプを探すことが大事だと思います。

酒井)これは正解かどうかは分かりませんが、組織を動かすためには、その組織の中で自分がやりたいことを見つけることが一番大事だと思います。周りの人を巻き込むのに必要なのは信頼関係です。仕事を依頼する前に、信頼関係をつくることがすごく重要です。「この人の言うことなら手伝ってやろうか」と思ってもらえる関係を作ってから、「自分のやりたいことはこういうことなんだけど」と、周りを巻き込んでいくことが、組織を変えていくために大事だと思います。

司会)以上でクロストークイベントは終了となります。本日はありがとうございました。

 

【参加された学生の声】
(3年生 井原さん)
記者)今日のお話しの中で印象に残ったことは何ですか。
井原さん)失敗しても立ち直る「しなやかさ」が大事だということ、またモチベーションのコントロールが大事だということが印象に残りました。
記者)大学卒業後は、一般企業への就職をお考えですか。
井原)一般企業への就職を考えています。
記者)就職活動はもう開始していますか。
井原)数社の説明会に参加しました。
記者)大学の授業や部活動もあると思いますが、説明会やインターンシップをする上で、時間は確保できていますか。また、就職活動に不安はありませんか。
井原)時間の確保は今のところ特に問題はありません。就職活動の不安も今のところありません。
記者)どのような業界を志望されていますか。
井原)インフラ業界を志望しています。スポーツをやってきたので、スポーツ業界にも関心があります。
記者)就職活動について、どなたかからアドバイスを聞いたりすることはありますか。
井原)先輩から就職活動の話を聞いたりしました。
記者)ありがとうございました。就職活動を頑張ってください。

●CHUKYO 6 SPORTSとは
学校法人梅村学園中京大学(総長・理事長:梅村清英、以下「中京大学」)が学園創立100周年を契機として、「競技力向上と社会貢献活動」を推進するためのプロジェクトのことで、中京大学が強化スポーツに指定している 6 競技(野球、サッカー、陸上、水泳、アメリカンフットボール、スケート)を、コプロ・ホールディングスを含む 7 社の企業がサポートする産学の取り組みです。本プロジェクトは2022 年 6 月 16 日に始動しました。

写真:「CHUKYO 6 SPORTS」記者発表会の様子(2022年6月16日 中京大学にて)
後列左から2人目がコプロ・ホールディングス代表取締役 清川甲介

【名古屋グランパス概要】
チーム名:名古屋グランパス (正式名称:名古屋グランパスエイト )
会社名:株式会社名古屋グランパスエイト
URL:https://nagoya-grampus.jp/代表者:代表取締役社長 小西工己
本社:名古屋市東区泉1丁目23番22号
クラブハウス:愛知県豊田市保見町井ノ向 57-230 トヨタスポーツセンター内
創立:1991年7月17日

【コプロ・ホールディングス概要】
会社名:株式会社コプロ・ホールディングス
URL:https://www.copro-h.co.jp/代表者:代表取締役社長 清川 甲介
本社:〒450-6425 愛知県名古屋市中村区名駅3-28-12大名古屋ビルヂング25F
上場市場:東京証券取引所プライム市場・名古屋証券取引所プレミア市場(証券コード7059)
従業員数: 2,377名(2022年3月末時点/グループ全体正社員・派遣社員含む)
TEL:052-589-3066  FAX:052-589-3067
(主要事業子会社)株式会社コプロ・エンジニアード  URL:https://www.copro-e.co.jp 

【取材・執筆】
東海最前線 編集部